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DESIGNER COMMENT / 2017AW “PIONEER”

 
 
こんにちは、有働です。

 
 
明日8月5日より、FACTOTUM apparetement、FACTOTUM ONLINE STOREで、
2017AW “PIONEER”が始まります。

 
このシーズンは今までの日本をテーマにしつつも、FACTOTUMの原点に戻った印象的なシーズンです。
テーマソースにしたのは、博物学者として名高い【シーボルト】。

彼は日本の植物に関心を持ち、熱心に研究していたそうです。
僕は彼のその植物学の面にフォーカスを当て、コレクションにしていきました。

 
 
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このシーズンで特に印象的なテキスタイルがイチョウの葉の迷彩。
一見遠目で見ると普通の迷彩なのかと思いきや、近くによると大ぶりなイチョウの葉が出てきて、
ミリタリーが持つ強さと、イチョウの葉が持つ叙情的なイメージが合わせられた、
独特の繊細さを持つ迷彩になっています。

 
全体を通しても、今回は70年代のレトロハンタースタイルを、FACTOTUM的に解釈したコレクション。
僕がよく口にする「モダン」という言葉。
そこにどこか懐かしく、僅かながらいなたい印象を与えて、元来皆さんがイメージするFACTOTUMの印象になっているかと思います。

 
 
ただ昔と違うのは、より現代的であること。
男女の垣根が以前にも増して強まっています。
サイズもオーバーサイズになり、女性が男性モノを着ることも増えました。
ショップにも女性のお客様が増えている、カップルでお越し頂いてご購入されるという方も増えているようです。

 
 
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ノームコアから個性へ。
そして新たなスタイル、新たなカルチャーが激しい勢いで生まれている現代。
いつの時代も若者のカウンターカルチャーで時代は変わっていきます。

 
 
FACTOTUMも若い世代のスタッフが新たな着こなしで、お客様に提案していきます。
毎シーズンのことではありますが、そのスタッフたちが時代を変えていきます。
僕が洋服を作る、プレスと話してヴィジョンを作る、それをショップスタッフが理解しかみ砕いてお客様に提案する。
このやりとりの中で、僕も新たに発見することが多々あります。
洋服という自由なものを作り、ブランドの”軸”というレールはあれど、はみ出してくる者もいる。
セレクトショップで経験がある僕には、ある種その化学変化が面白く、
「洋服屋」と気張っていくことの大事さを再度確認します。

 
 
FACTOTUM=勝手に生きろ

 
 
その意味を再度見つめ直したシーズン。
毎シーズン、「原点回帰」「挑戦」。
ブコウスキーの「Don’t try」を思い出すスタート地点の時期です。

 
 
是非、僕たちの新たな挑戦を感じ取ってください。

 
 
 
デザイナー 有働 幸司

 
 
 
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